熱が足りない語りたい

何かしたり何もしなかったり

Twitterに居心地の良さを感じる”あなた”は『MECHANICA-うさぎと水星のバラッド-』をやるべきだ

 

 

 

あなたに1つ聞いてみたい。

 

Twitter、してますか?

 

どうだろう、答えられただろうか。

 

 

 

 

 

 

 

次に、もう1つ聞きたい。

 

呼吸、してますか?

 

どうだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

答えが出たら、最後にもう1つだけ。

 

 

 

「その2つの質問は同じ意味では?」と思いましたか?

 

その答えがYESなら――

 

 

 

 

 

 

 

※リンク先は18禁

www.dlsite.com

 

 

MECHANICA――うさぎと水星のバラッド――」がきっと気に入るはずだ。

※2023/2/13まで、50%オフで990円!

 

 

ちなみにふざけているわけではないので聞いてほしい。お願いします。

 

なぜそう言えるのかというと、このゲームの舞台――西暦5029年の水星にある街、ギロチンシティ――の空気感がTwitterに似ていると感じたからだ。

 

THE・サイバーパンク

 

とは言っても、もちろんTwitter見る人によって違う姿を見せる。

 

同好の士が集まってゆるく楽しむ場所だという人もいれば、

いつでも誰かと誰かが争っている場所だという人もいるだろうし、

推しを摂取できる場所だという人もいるだろう。

 

では、具体的にどういう空気感なのか。

 

このゲームの中で、ギロチンシティについて端的に表されたセリフがある。

 

主人公「酷く薄暗くて、汚らしくて、輝かしい未来なんて無いこの街は……」

主人公「息をするのが、少しだけ楽だ

 

未来のない街、ギロチンシティ。

ひっそりと消え去っていくだけの、資源一つ持たない街だ。

 

息をするのが少しだけ楽だという、その感覚。

これが1番重要だと思う。

 

少なくとも、私にはTwitterはそういう場所に感じられるし、だからこのゲームが沁みたと思っている。

 

興味を持ってもらえたなら、もう少し詳しい話――の前に、雰囲気を体験したい場合は上のリンクにPVがあるので見て欲しい。オリジナル曲付きだ。すごい。

 

そして、体験版をDLし、1度起動してもらいたい。

 

タイトル画面と、そこで流れるBGMを聞けば雰囲気が掴めるはずだ。

ちなみにこの文章もそれを眺めて聞きながら書いている。最高。

 

 

 

世界観、ゲームについて

すべてが詰まったキービジュアル

 

先ほども書いた通り、このゲームの舞台は西暦5029年の水星だ。

いわゆるサイバーパンク的な世界で、地球の陸地の多くは水没してしまい、人類は地球の外へ開拓の手を伸ばしていた。

 

発達したAIは人類を超えるほどの知能を持ち、人権を得ているものもいる。そして人類はAIに並ぶため外脳<アウター・ナーヴ>を接続して自身の機能向上を図る。

 

アバター技術も発展していて、ほとんどの人間(人権を得たAIと人類の総称)は自身の見た目をアバターで覆っている。

ちなみにここではどのようなAIが人権を持つのか、には触れない。ぜひプレイしてみて欲しい。

 

そんな世界で”あなた”は時代遅れの存在――魔法使いの音楽家であり、ギロチンシティでその日暮らしの生活を送っていたが、

ひょんなことからうさみみのスーパーメイド――カニを手に入れ、”あなた”の生活は変化していく――。

 

街ではいくつかのことができる。

 

住民と話をして、悩みやシチュエーションに応じて音楽を演奏することができる。

希望に沿った曲を演奏できれば、お礼になにかのアイテムが手に入ることもある。一方で、自分の演りたい曲を奏でたっていい。

ただ、手に入れたアイテムを別の住民に渡せば、また何かが起きるかもしれない。

 

バーでも演奏ができるし、腐れ縁の友人や西海岸(山口県)出身のアルバイターと話したり、ときには豆腐の少女とギャンブルで遊んだり、そらとぶペンギンとクイズバトルをしたり。

 

もちろん、メカニカとデートをしてもいいし、一緒に家事をしたっていい。

 

――そうして過ごした日常のついでに、いつか、世界を救おう。

 

そんなゲームだ。

 

 

 

 

住民について

このタコ、どこかで見たことあるような……

 

街の空気感を構成するうえで、重要なのが住民だ。

例えば――

 

過去に大罪を犯し、感情と記憶と肉体を全て奪われ、人工生体に詰められたうさぎ。

愛することの極地は肉体を融合させることという思想のもと、夫婦2人の精神が1つの肉体に宿っているイモムシ。

タコのような見た目の、旧い力を失った言語学者

本来持たないはずの自我を持つ掃除ロボット

 

など、一癖も二癖もある個性的な住民が暮らしている。

 

プレイヤーの住む2022年の地球と住民の住む5029年の水星という、全く違う環境。全く想像もつかない身上。

それでも、彼ら彼女らの話についていけない、ということはないはずだ。

 

なぜなら――彼らも、うまくいったりいかなかったり、うまくいっても幸せとは限らなかったり、歌ったり、悩んだり、踊ってみたり、ときどき(もしくは常に)お酒を飲んだり、人生を生きているから。

そこから感じられるものがきっとある。

 

音楽について

音楽を奏でるゲームであるからして、もちろん音楽も最高だ。

これに関しては聞いてもらうしかないが、とりあえずOP曲のフルバージョンのPVがある。

 

www.youtube.com

 

このOPだけがオリジナル曲で、他はフリー音源らしいのだが、終わってからそれを知ってとても驚いた。

なにせ違和感がなさすぎるし、主人公の奏でる曲ごとに存在するフレーバーテキスト(ポエム)もピッタリだったからだ。

 

投げ捨てろ!

左に並んでいるのが演奏できる曲で、ページの右側にあるのが(ゲームの進行には全く関係がない)フレーバーだ。

様々な感情を想起させる曲があるので、どれかは気に入るのではないかと思う。

 

 

フレーバーについて

そして、最後に語りたいのがフレーバー要素だ。

 

音楽でもその話はしたのだが、ちょっと見て欲しい。

 

『無敵の証明』

 

 

 

 

 

あ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!

 

 

取り乱したが、とにかくそういうこと。『主従のキズナ』は最序盤に手に入るアイテムだが、それで良い。それが良い。

 

それ以外の全てのアイテムにもフレーバーがあり、特にゲーム後半に手に入れたものは見た方がいい。見てくれ。

 

 

 

エロについて

フレーバーが最後じゃないのかって?

 

絶対にセクハラが発生するゲームを紹介するのに何も触れないのもどうかなと……。ゲームのサムネに思いっきり「セクハラ♥ HなRPG♥ サイバーパンク」って書いてあるし……。

 

結論としてはかなり実用的

 

シチュエーションや衣装がかなりあって、しかも好感度ごとに分岐するから実質的なシーン数は80~とかあるはず? かなりニッチなやつが幅広く抑えられてるから、どれかしらは刺さりそう。

好感度ごとの反応もかなり違うから、主従関係押し付けて嫌がって欲しい派いちゃらぶ派も親指立てられると思う。とはいえ、最初からある程度主人公のことが好きなので完全に嫌がられることは少ないため、そこは……諦めて欲しい

 

ちなみに、マジカルオ○ホと催眠とスズキがめっちゃ抜ける。

※個人の意見です

 

ちなみに……

MECHANICAは『うさみみボウケンタン』というゲームの次作にあたり、まぁまぁ繋がりがあるので、興味を持ってくれた人は余裕があればこちらからプレイすることをオススメしたい。

 

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※同じく18禁で、2023/02/13まで50%オフで825円

 

MECHANICAをやって気になったら買うでも良いと思うが、うさみみボウケンタンかなり面白いので、時間やお金と相談して欲しい。

 

※作者はこう言っている。

 

ちなみに私はうさみみボウケンタン→MECHANICAとプレイし、そのあと過去作も全部買ったし作者が出していたライトノベルも買った。最高。

 

まとめ

Twitterのような空気感のサイバーパンクな水星で、

個性的な住民から話を聞いてみたり、音楽を奏でたりしながら、

メイドにセクハラしたりイチャイチャしつつ、

いつか世界を救うゲーム。

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DLされた方に贈る言葉は1つだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようこそ、水星へ! あなたの旅を楽しんで!

 

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