『アライブファクター』とは何か
どうも、なるべくPです。
書きたい気持ちと書けるネタと書く時間がある内にガンガン書きたいと思います。
さて、今回は『アライブファクター』とはどういう意味か、という話をします。
昔々にTwitterで少し垂れ流したことがあるんですが、HPFでとうとうオリメン披露されたってことと、『ミリシタがリリースされた』というのが大きいと思っているので、記憶の掘り返しと整理を兼ねて書きたいと思います。どうぞよろしく。
※言うまでもないことですが自己解釈・妄想です。特に正解などではないので悪しからず。
1.アライブファクターという曲のテーマ
『アライブファクター』の意味を考えるにあたって、曲のテーマを理解することは必要でしょう。
といっても、(ぼくが語りたい部分に関しては)何も難しいことはありませんし、今さら語るのも恥ずかしい気さえします。
みんな大好きアライブファクターCメロの歌詞を引用すればこと足りるからです。
君に 憧れ
君を 待ち焦がれ
千早に憧れた静香
静香を待ち焦がれた千早
その2人の歌なわけですね。
2.存在証明
テーマの確認が済んだところで本題ですが、そもそもなぜ『アライブファクター』というタイトルなのでしょうか?
繰り返し存在証明という単語が出てくるところからも、
アライブファクター=alive factor≒存在意義、生きる理由
といったような意味であることは想像がつきます。
いや、アライブファクターなんてわざわざ綴らなくても、それもうレゾンデートルでよくない? 語感がかっこいいし。
レゾンデートル
※weblioより
などとぼくは感じてしまいました。
3.LとR
ここで考えたいのがアライブファクターの下の歌詞です。
LとRで描いた 情熱と友情
このLとRとは、一体何を指しているのでしょうか?
普通に考えれば、leftとright、つまりデュエットであることを表している気がします。もちろんそれも含まれているんじゃないかとは思いますが、もしかするとそれだけではないのではないでしょうか。
ところで、alive factor≒存在意義だろうと書きました。aliveとは厳密にはどういった意味なのでしょうか。
はい?????
あってはいるんでしょうけど、Google先生が思いのほか頭が悪そうなのはかなり面白かったんですが置いておいて。
aliveの主な意味:生きて、生きている者の(うちで)、活動して、存続して、生き生きした、活発な、(…で)活気づいて、(…で) 群がって、満ちて、気づいて
※weblioより
基本的に生存していること、生き続けていること、そういった意味が強いようです。
となると、歌姫として、トップアイドルとして、静香を待ち受ける千早には当てはまっても、千早を追い続ける静香には微妙に当てはまらないのではないでしょうか。
さて、ここでLとRについてもう一度考えてみます。
LとR、それはカタカナで表した際にどちらも『ら行』に含まれることが多いアルファベットです。
つまりアライブ――aliveだけではなく、アライブ――arrive(到達)であるのではないか、ということです。
5.蒼の系譜
そうなると少しニュアンスが変わってくるのではないでしょうか。
alive factorとarrive factor、それぞれの意味としては
alive factor=在り続けられた理由
arrive factor=辿り着けた理由
といったところでしょうか。
当然alive factorは千早、arrive factorは静香が持っているものです。
ではそれぞれ何を指しているか。最初にも引用したこの歌詞です。
君に 憧れ
君を 待ち焦がれ
君に憧れたから辿り着けた。
君を待ち焦がれたから在り続けられた。
つまり、
千早の在り続けられた理由――アライブファクターは静香、
静香の辿り着けた理由――アライブファクターは千早。
互いが互いのアライブファクター――存在意義だった、という殴り合いにふさわしい意味合いを持つのではないでしょうか。
6.まとめ
最初に『ミリシタがリリースされたこと』が重要だと言ったのは、765ASとシアター組が先輩後輩関係であると明言された公式アプリが出たからです。
アライブファクターが収録されたLTD03が発売された時はミリオンライブ!内の765ASとシアター組の関係性がふわふわしていて、そのせいで微妙にモメているのも見かけることがありました。
今ならまぁ先輩後輩関係であることを前提に書いても怒られないかなって……
ミリシタが出ようと出まいとLTD03の時は先輩後輩だと明言されていないのは置いておいて。
さて、上記の結論を出したあとにもう一度確認をすると、タイトルがアライブファクターであり、レゾンデートルではない意味がもう一つ見えてきます。
レゾンデートル
アライブファクターにおける千早と静香はお互いがお互いの存在意義となっている関係なので、自己完結した存在価値ではないわけですね。
どちらの方が優れている、などということはないと思っていますが、レゾンデートルを持つのは誰なのか、などと考えてみるのも面白いのかもしれませんね。
以上、アライブファクターの考察でした。